体を使って弾くピアノ

最近バランス力のない生徒が多い。たとえば片足でどれだけの時間たっていられるか。2拍子のリズムにきっちり歩けない子もいる。
手拍子さえ出来ない子も・・・。学校で行進をさせることも少ない。姿勢も悪い。
最近習いに来た生徒のYちゃんは前の先生から体を使って教えてもらっていないようだ。線にそって真っすぐリズムを感じて歩けない。重心を感じることは脳の力で、足はそこにつながり体はひとつになり一歩一歩前に進む。
運動神経と音楽の神経はつながっている。たまたまピアノは手の指を使っているだけだ・・・。ピアノは体で・・脳で弾いているのだから。
つまり塾の勉強をして疲れているとその足で来ることは非常に厳しい。勉強との両立は難しい。
なかなか気持ちの寄りどころやストレス発散になるぐらいに弾けるようにするには相当の鍛錬が必要になる。でも趣味と言えるものがあることは幸せだ。勉強や職業以外に体を使って何かをするという趣味を持っていることはとても大切なことだと思う。
子供のころつらかったピアノは大人になってから好きになったという人が多い。
好きになるまでにも時間がかかるがピアノなりなんなり一つのことを出来るだけ長く続けてほしいものだと思う・・・しかもこつこつ真面目に・・・。

カウンセリングレッスン

個人レッスンの効用は一人一人に対応して良いところを伸ばし足りないところを補ってゆくレッスン法としての良いところがある。
最近先頭に立って指導することもよいが出来るだけ自分で考える力をつけるレッスンをしようと思う。
先生の真似をすることもよいが普段どのように練習をしたら良いかを考えさせなければ時間は無駄に過ぎるばかりだ。ただ指を動かすのではなくまず音楽がつながらないところがどうすればつながるかや自分の音のひとつひとつを聴いて粒ぞろいにするためどのようにコントロール練習をすればよいか考えたり・・・。
ここまで一息に弾きたいときどのように息をするか・・・。
強弱は何のためにつけるかなど楽譜をしっかり読み取ったり・・・。
こう弾きたいと思うように生徒たちが成長するためには完全無欠の先生ではいけない。こんな弾き方もあるけどどっちがいいかな・・などと考えさせる。
どちらにしても心を先生の方にひたすら傾けそれを実行しようという気心があればそして継続する力があればピアノは瞬く間に上達する。
そんなじっくりだが脳の動きを活発に動かし考えるという作業で成長させるレッスンを活用してゆきたい。
ピアノランドの創始者樹原先生がおっしゃっていたレッスン法をようやく今理解している私なのだ。

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