練習の成果

きらきら星変奏曲を発表会のために練習している6年生Aちゃんはがんばりやさんだがこの難曲を弾きこなすのに苦労していた。
この曲の美しさを表現するには多彩なタッチと表現力がいる。
平坦に弾くと子供っぽくなり10曲以上の変奏を退屈なものにしてしまう。
どうすればよいか悩んでいるようだった。指が動くことが直接良い演奏というものにつながらないことは知っている。
まず自分の演奏を録画して聴かせてみた。
その後CDをかけてプロのピア二ストの表現力を聴いてみた。
そしてまた本人に弾かせた。なんと即座に魔法がかかったように演奏が水みずしくなり生き生きとしてきた。弾く練習をしてはいても聴くことをしなければなにもならない。
しかし急にこのように変わることができるのには本人の努力の成果だと思う。
そして自分の疑問点が見いだせたのだろう。
一発で何か水を得た魚のようだった。よかった。本当に・・・。
お母さんも家でも弾き方が変わったと驚いていた。
この一か月はギアチェンジの月。子供たちの実力アップの最前線時間となる。
生徒たち一人一人がこの貴重な発表会という機会を得て自分に対する自信をつけその力を発揮することのすばらしさを感じ成長してもらいたい。

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