ピアノ発表会

以前ギロックの研究会で知り合った毎年コンクールに生徒が入賞してすばらしい成績を残している指導者のN先生の発表会が宝塚べガホールであったので拝聴しに行った。トゥインクルコンサートもベガでやってみたいと思ったのである。
響きのいいホールだと思っていたが今一つ響きが感じられなかった。
私の耳が悪くなったかなと思ったがそのような意見が他にもあった。
どの子も判で押したようにテンポが速くCDの音楽を聴いているようだった。
完璧に近い演奏だが、それがあまりにも続くと耳が疲れるのだった。
すばらしいと思うのだが何か疑問が残る。中学高校になってもやめずにピアノを習い続けるためにはある程度のレベルを早く到達しておかなければいけないのだろう。受験があっても関係なく続けるのは至難の業だ。
ピアノを気持ちのはけ口にできるまでにはなかなかだが、それを父兄が理解して先生と協力してゆかなければならない。
ピアノは集中力や根性、緊張感に打ち勝つ力、それと精神のおちつきなど勉強に打ち込むうえでもかなり役に立つ。
何故かといえばどちらも孤独な作業だからだ。いかし音楽からはえもいわれぬメロディや楽しいリズム、美しい和声が飛び出してくる。
それは苦労する物事に対してどれほどの励ましになることか・・・。
私の心は矛盾するがその根性を見せつけられて疲れた気がする。
コンクールで鍛えられているからなのか・・・。私達上手でしょという演奏。
お父さんとの連弾の後少し息苦しくなって外に出た。同じ意見が後ろの先生風の二人連れの方から聞こえた。
単なる私のやっかみ的表現なのではなかったようだ・・・。
まるまる3時間半お腹いっぱいでごちそうさま・・でも消化不良・・・。なぜなのだろう・・・。クラシックには少し身近な感覚がないうえにホールが広く舞台が座席から遠いので硬さが目立つのだろうか。

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