達人達選

今日のレッスンは朝なので生徒たちとしっかり向き合える。
ステップデビューの年長R君は突然成長株に躍り出た。手首の力を抜いたり、右手と左手が近くても右手のスラーをつなげて弾くタイミングの難しいところがあるたった見開き2ページの8小節の「ぶらんこ」。
あるいての体重移動で説明したらぴんときた。
同じような繰り返しに近いメロディのあるところで集中しなければミスをしやすいところも理解できた。ギロックの「ガラスのくつ」では1ぺージ目から2ページ目に移るところでの音の出し方など伴奏の二つの音をどう弾くかはゴム製のボールとプラスチック性のボールどちらかの弾み方に選んで決めその音色統一するようにいう。そのようなことが理解できるようになったのだ。なんて音楽教育はイメージの教育であることか。脳を育てている気がする。
次の社会人のTさんは銀行の厳しい試験勉強に追われながら少しひと段落したらしく練習を重ねてきた。するとポンポンと良いアドバイスが生まれてきてふたりでのレッスンがどんなに白熱したことだろう。笑顔で帰っていった。
人生にはときめきと苦しさとが交錯するのが良い。
音楽は心に勢いをつける。そのように私はその子たちの人生をお手伝いをしているのだ。教えるむずかしさと楽しさを見えない音楽という仕事でひしひしと感じている毎日である。
教育テレビの達人達選という番組でシンクロ井村コーチと指揮者広上淳一氏の対談を聞きああ同じことを考えてると生意気ながら思った。厳しさは優しさなのだという。だから嫌われても叱ることをおこたってはいけない。

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