「蜜蜂と遠雷」

ようやく読み終えた。
新聞で「蜜蜂と遠雷」のことを知り早速購入したのはあれはいつだったか・・・。
1月の末だったと思う。分厚く中を見ると2段。重い本で買ってしまってからあちゃーと思った。じゃまなカバーを外すとびっくり。まさにそれはピアノのデザインだった。光る真っ黒仕様!!私は気づいてしまった。
読んでみるとなんとおもしろい・・・数週間で読める。
ピアノコンクールの様子なのだが、その内容は濃い蜜のようだった。音楽は人間の心の栄養でありなくてはならないものと確信させる。
遠くから時空を超えてやってくるもの。あこがれや悲しみや希望、人間のあらゆる思惑が音の世界に語られてゆく。
作者の音楽への造詣の深さには感動する。ピアノを長年弾いていらっしゃるような感覚さえある。いかにもかっこいい登場人物の風間塵や 可愛い栄伝亜夜に逢ってみたいし演奏を実際に聴いてみたい。社会人でありながらコンクールに出場する高島明石にも会いに行きたい。ありえない設定も魅力の一つだ。
新たなる音楽への憧れや想いが再び私のなかによみがえる。
アア音楽を勉強させてもらえてよかった。

人間が生きるための重力のくびきをのがれるためほんの少し他の生き物とを隔てるちょっとした魔法のようなオプション機能・・
それは音楽、情熱を傾け心を揺さぶられることこそ・・・貴重な神様からのギフト...と書かれていた。
音楽と文章は切っても切れない縁で結ばれている。きっと映画になる日も近いのでは。いろんな人に勧めたくなる本だ。

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