2017.09.09 Saturday

先日ギロックの生誕100年のことが「奏者育てる作曲家」と題し毎日新聞の夕刊の記事に取り上げられていた。難なく弾けるが旋律は美しく達成感を味わえる。メロディとリズムの生命力を大切にし、内から湧き出る感情を表現できる・・・そんなピアニストを育てたくて彼は曲を書き続けた・・とあった。
音楽を勉強することの素晴らしさの神髄はその曲を理解し自分の心で音に託してどう伝えるか・・そのための技術を学ぶ。
ギロックの曲の中には伝えたいことがひしひしと感じられるものがある。
子供たちは大好きなのだ。
でも簡単だからといってスルーして弾けば大失敗。つまり音数がそれほど多くないのでそこをどう補うかを考えていく余白がすばらしいのだ。
心から生き生きと楽しく音楽にのせて表現しなければやはりただの音楽だ。
オータムコンサートを聴きに来てくれたAちゃん1年生が体験レッスンの時「ことりのうた」を弾いてくれた。
楽譜の上に可愛い鳥が郵便屋さんの制服を着て木の上のリスさんに手紙を届けに来ている絵があった。それに気づいていたのかどうかあまりにも楽しそうに弾かないのでその絵の鳥の話をした。とりって空を飛んで気持ちよさそうにこにこしているねと話をしたらいきなり音が変わっていった。
素敵な軽やかな「ことりのうた」になっていた。子供ってすごい。
指のタッチの響きをそろえたりしなければならなかったがそれより大事なのはイメージなのだと思った。ピアノは音が普通にでてしまうので弾く前の心の準備はとても大切。
ただ一言であんなに良くなってとてもうれしかった。
ピアノ音楽はピアノの音が主役だがそこには人間の一番大事なエモーションが隠れている。それが最も発達する時期にピアノでうまく伝えられ、弾けるようにさせたい。
新しいメンバーの入会は涼しくなってもまだちょっと夏の疲れが残っている私の心を明るくする出来事だった。ギロックの楽譜を使ってピアノを楽しく弾けるようにしてゆこう。

| keiko | - | 21:51 | comments(0) | - |

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