チェロの木

11月の今年の絵本とピアノのミルフィーユのコンサートは「チェロの木」といういせひでこさんの絵本である。その練習を今日は清荒神のHさん宅でした。
梅雨の晴れ間で熱く日差しのきつい日であったが心地よい風が吹いていた。
弦楽の曲の挿入をピアノソロや連弾で入れていく。内容は父がチェロの楽器をつくる職人で、おじいさんが森林を守る仕事をしているその私がチェロ奏者でもなく職人でもなくチェロを教える教育者になるという話だ。
美しい森の描写とお話の文・赤ん坊や小さい子供のいたいけない可愛さ。
自然の美しい北海道出身のいせさんならではの筆感。作者の意図が伝わり本当に素敵な絵本である。
お客様は清荒神の恵み協会の」婦人部の方々だが、いつも毎年楽しみにしてくださっている。
有名なクラシック曲を挿入しているのでお話と重ねずにきっちりと音楽を聴いていただくスタイルに今回はしている。
チェロの音は人間の声に最も近いといわれている。
奇麗な鳥が鳴くあまりきれいではない鳴き声のぐぜりという鳥の鳴き声の話が出てくるが森にすむ鳥たちの声のようにチェロも生き物のように美しい響きをとどろかせる・・・。
森とその響きがその空間をすっきりとマッチさせるのはすべてにおいて自然の流れだろう。
命が音楽とつながるのは人も木もほとばしる生命を持つからである。
青の色合いの深さに定評があるいせさんの作品にはそのようなテーマが息づいている。

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