男の子のレッスン

最近男の子のレッスン生が増えている。
男の子にピアノを習わせるお母さんは外で活発に遊ぶ時間を削らせなければならないので大変だが男の子こそピア二ストに向いているのだということをわかっていらっしゃるようだ。感性がより繊細である。
今日の1年生T君は小さいながら大人扱いをしてもよいぐらい私の想いに寄り添ってくれる。「こんな風にすればもっとよくなるよ」と言わせるような不思議な力があるのだ。ともに音楽をつくって行く作業が続く。
ギロックの「ガラスのくつ」の王子様を残しシンデレラが走り去っていく最後の場面。12時になってかぼちゃになってしまう馬車に乗り遅れないように・・。
ランして・・・そしてシンデレラの背中を音であらわして・・。とても難しいところだ。
まるでその音は軽やかで映画のワンシーンのようだった。彼は演出家の道にでも行けるのではないかと思えた。とても楽しみな逸材だ。
レスナーの言葉かけ一つで生徒たちは確実に音が変わる。
生徒たちが成長し深く良い音を出すためには私の感性をいつも研ぎ澄ましていなければならないし刺劇を受けていないと本当に良いレッスンはできないと痛感する。ピアノレッスンはピアノを弾くことが目的ではなく感性を磨くことが真の目的なのだ。

新社会人のレッスン

中学まで個人レッスンを電子ピアノでつづけ、受験などを経て高校でコーラス部大学でマンドリンクラブに所属し徹底的にクラシックを学びもう一度ピアノを弾けるようになりたいと3回生ぐらいからピアノをこちらで学び始めたTさん。
学校の勉強やクラブ活動アルバイトもある中休みながらも続け今はバッハやハイドンのソナタを弾けるようになっている。
今年の4月から社会人になりさらにもっとうまくなりたいと熱心に通ってきている。毎日の研修でこの4月はへとへとななか楽しみはピアノだという。
今日レッスンは11時半からで休みの今日ぐらいはゆっくり寝たいと思っていたが朝5時に起きる癖が直らずうとうとしていたらその後は夢にハイドンのソナタの出だしをどう弾こうかと悩んでる自分の姿があったという。確かに今日の出だしはいつもと違っていたことに私も気づいていた。成長したなと思っていたのだ。
やる気があり素直でまじめに練習するので指の強さとしなやかさを獲得しつつある。
メトロノームで練習すると速い曲なのでずれが生じる。お母さんからぜんぜんあっていないとダメ出しが・・。普段興味のないお母さんからたとえダメ出しでもそのことが彼女にはうれしかった。
家族にも音楽の存在がコミニュケーションのきっかけをつくり良い影響を与えているようだ。このような素晴らしいお嬢さんを育てたお母さんに会ってみたいものだと思う。
遠くまで通うので体調を崩して病院にもいっていたようだが、もうすぐ近くに配属が決まる。5月病にはなりたくないと・・・でもピアノがあるから大丈夫ですとにこやかに話した。
音楽を糧に生きる彼女のお手伝いができて私もうれしい!!

塩瀬公民館

今日は朝から塩瀬公民館の4階にある児童センターに「0歳から家族で楽しむコンサート」のポスターを張っていただくお願いに伺った。
なぜなら5月25日の申し込みが少なく開催するにはあまりにも寂しい状態だからだ。
お話をうかがえばポポ保育園や東山幼稚園にも行かれては・・・と勧められチラシとポスターをお届けした。
全く初めての場所ではオファーは少ないものだ。なかなか知名度も低くチラシを置いていただいてるだけでは目立たずすこしカラフルなポスターに変身させてみた。
お天気が暑いぐらいの高い気温の中少し都会とは雰囲気の違う住宅街ベッドタウン名塩に車を走らせその後軽いウオーキングタイムとなった。初めて斜行エレベーターなるものにも乗った。
次に名塩保育園には以前行ったことがあったがナビのちからを借りて記憶の果てをたどりうねうねと山間の道をとおりぬけた家の前で「名塩保育園」はどこですか・と聞いてしまった。実はそこだったのだ。(なかなか私の記憶力はすごい)
176は車が多く運転にも気を遣う。近くの名塩幼稚園にもお願いして帰ってきた。帰りに母の施設に寄る。
私の顔を見て無表情な母の様子が気になりながら帰ってレッスンをした。
いつもどやどやとはいってくるYちゃんがすごく可愛い笑顔で「こんにちは」とやってきた。ちょうど1年になる小学1年生。ママが言うには前回のレッスンのビデオを家族でテレビ画面でみたという。態度が悪いと怒られ今日のレッスンは本当にスムーズにいったのだった。私はそんなことは知らずずいぶん良い子になったのだなあやりやすくなったと思っていたら案の定。
家庭の基本的なしつけがなされていない子が来るとそのことでレッスンが進まない現状が時々ある。成長を待つことになるがその子にとってはとても得なことではない。習う姿勢や心はスタートラインに立つ前にしっかりと確立しておかないと簡単に時は解決してくれない。
気がついたママは良き応援団となるだろう。Yちゃんはあっという間にピアノランド3に進み私の期待の新人なのだ。ママもピアノへのあこがれは強く希望に満ちている。さてこれからが楽しみである。

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