母昇天

母は緊急入院しICUでの治療を10日間がんばったが甲斐なく帰らぬ人となってしまった。この1週間のうち四国の姉夫婦やその長男夫婦、我が家の長男息子家族や次男に最後のお別れをする時間の猶予をくれた。母は治療が終わり施設に帰ろうと思っていたはずだがまさかこんな早く父のもとへ旅立つとは私も意外だった・・・。
夏風邪から気管支炎。熱が出て心臓の状態も悪いので、呼吸は酸素マスクの力を借りていた。いったん下がったかのように思えた熱は再び上がり得体の知れない耐性菌に覆われて弱った体は抵抗できなかったらしい。
食事をとれず水でさえも受け付けなかった。
入院前日に行った時はとても元気で話をしたのでなぜこんなに急にとくやんでもしかたがない・・・。
いつ何があるかわからない状態で10年近くもお世話になった施設に別れを告げついに天に召されて行ったのだった。私も悲しみに打ちひしがれている暇はなく・・・。
85歳と10ヶ月。
母を一人にできず26日9時に亡くなったその晩私はエテルノ西宮の一室で一人同じ部屋に泊まった。これが最後の水入らず・・・。エアコンは寒く冷やされ部屋の中にろうそくの電気をともし今までのことやこれからのことが走馬灯のように想いの中を流れて朝まで眠れなかった。一人で母のために動いてきたのもこれが最後。
心を冷静に保ち悲しみのつぼにふたをした。
これからもしっかりと母に笑われない様に生きていかなければ・・・そんな気持ちだった。
今日は艶が行われいえお通夜です。母のつやつやとしたす若すぎる写真が飾られ親戚一同そして他のお世話になった方々にも来ていただき無事済ませた。
これほどお葬式が大変だとは・・・。私が若いころの父のお葬式より記憶では絶対立派な感じだ。
やはり母は特別の存在だ。姉にも今回はとても助けてもらい持つべきものは姉妹だと思えた。さすがキャリアのある姉の言葉は重い。
明日は告別式11時半から・・・。母の用意してくれた喪服の夏の着物を自分で着ようと思っていてもうひと頑張りしなければならない。
早く寝なさいと姉の声。

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