ポコアポコ

もうすぐ習いに来て2年が経とうとするYちゃん2年生は指が弱く体全体がしっかりしていないのでピアノの音が普通に出るまでにとても時間がかかっていた。
舞台に出るなんてとても考えられない状態でしかも左利きなのでピアノのメロディを奏でる右手の動きが悪いため聴き映えがしない。
ところが今日のレッスンで驚いた。
右手が左手よりもよく動き音もしっかりしてきていた。
持ち前の明るさで私のちょいスパルタレッスンについてきたので現在は「人形の夢と目覚め」に挑戦している。
先週とははっきりした力の差はいったいなんなのだろうというぐらい今日はよくできていた。「子供の集会」は右手だけだがずいぶん安定していた。
この上達ぶりはレッスンが楽しくて私を幸せな気分にさせてくれる。
ポコアポコという言葉は少しづつという意味の音楽用語であるがとんでもない。急激な発達・・・。子供はためて急に伸びるようだ。
私の魔法のマ 時間のマ 磨くのマ まっすぐ真面目にのマ 待つのマ 豆にのマ 
たくさんのマ心を込めてこれからも送ります。
 

田中巳穂先生バロック講座2回目

舞曲の講座第2回目。
ガボットとブレを中心に今日は講座があった。
バロックダンスのDVDを見せてくださりそれを見ているとチェンバロから奏でられる美しい舞曲の数々からその魅力にピアノでしか学んでいないものにははまってしまう。音楽と芸術のより一層の雅な悠久の世界へと心が誘われてゆく。
すり足と跳躍の組み合わせでバロックダンスはステップをし、舞踏譜に合わせてフィギアを描いていく。上半身はほとんど動かず腕を少しだけクラシックバレイのように動かす。
伴奏する側の拍子はきちっとしなければステップは踏めない。早い曲が早いステップとは限らずゆっくりの曲がゆっくりのステップでもない。
バロック音楽が設計図のようだと私が昔から感じていたのはその構成からだろう。同じ部屋がいくつかあるが豪華な部屋もありしかもそれは上階にある。
平坦な宮殿の部屋で奏するが膝の曲げ伸ばしや跳躍やステップによってその高揚感は感じられる。やはりバロックは音楽ありきである。
美しい調度品のようなチェンバロ。衣装もとても素敵。
チェンバロを触らせてもらった。この感触はピアノとは全く別物でギターやお琴より繊細でその可愛らしさに感動。相変わらず田中先生の美しいバロック音楽のピアノの響きに魅了される。
今日の大きな生徒のレッスンでそのイメージからシンフォニアをレッスンすることができた。
まだまだ勉強不足な分野がピアノ教師として多くあることに冷たい春の空気がいっそうひんやり感じられた。でもそれはとても心地よいものだった。

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